保育園から英語を始める時代

子供に英語を教える

英語を教える保育園が増加傾向にある

最近、英語教育を行う保育園が増えており、英語ができる保育士が求められています。
私立保育園の3割が英語教育に力を入れているとのこと。

また、小学校でも英語教育が始まり、保育園から英語を学ばせたいと考える親御さんが増えているのです。
そう聞くと、具体的にどのくらいの英語力が必要なのか気になりますよね。

ここでは、必要な英語力や英語を生かせる職場、働くメリットについて紹介します。

プリスクール・インターナショナルスクールに子供を通わせる家庭もある

プリスクールとは、小学校入学前の未就学児を対象にした英語保育園、バイリンガル保育園・幼稚園と呼ばれる認可外の保育施設のことを指します。
英語習得のためのカリキュラムが充実しており、人気の高さから増加傾向にあります。

インターナショナルスクールは日本に住む外国人を対象にした保育施設で、外国籍の子供たちの保育施設のため、日本の保育園とは異なるカリキュラムで運営されているのが特徴です。
保育は英語で行われており、日本人の子供が英語習得のために入学するケースが増えています。
実際に、保育士の求人サイトを見てみても、インターナショナルスクールのカテゴリーで求人が探せるようになっているのです。

英語のみの職場で働く場合、通常の保育業務以外にネイティブ講師のサポート、保護者のやり取り、通訳などを任せられるでしょう。

保育士も英語ができる人材が求められている

では、英語力はどれくらい必要でしょうか。
まずプリスクールの場合、日常会話ができるレベルが最低限必要で、講師のサポートや園児・保護者とのやり取りなど意思疎通ができる程度の英語力を求められます。
英語と接する機会が多いため、積極的に英語でコミュニケーションをとる姿勢が大切です。

インターナショナルスクールだと、さらに高い英語力が必要となります。
英語しか話せない外国人の子供や保護者とのやり取りをするためネイティブレベルの英語力が求められます。
しかし、高度な英会話ができなくても保育への熱意があれば、OKというところもありますので、保育に対する熱意と英語を学ぼうとする姿勢を見せましょう。

英語力を証明するためにはTOEICや英検がありますが、保育士のための英語検定があります。
それが保育英語検定です。

#保育英語検定について|一般社団法人保育英語検定協会

グローバルな保育士を育成することを目的とした民間の資格で、保育士を育成する大学や短大、専門学校でも取得が推奨されています。
保育英語検定は、英語での赤ちゃん言葉や幼児言葉が学べて、子供が理解できる英語でコミュニケーションがとれるかを問われます。
合格すれば、就職や転職をする際にもアピールすることができ、自分の希望の保育園への勤務がしやすくなるでしょう。