国内外での高い評価
今や日本国内だけでなく海外でも高く評価されている村上春樹さん。
その作品を手に取ったことがある方も多いのではないでしょうか。
まず、村上さんの基礎知識についてご紹介します。
参考:http://matome.naver.jp/topic/1Lw2W
そんな村上さんは翻訳家としても活躍されていて、これまでたくさんの作品を手掛けています。
そこで、ここでは村上春樹さんがいったいどのようにして英語力を鍛えたのかということについてご紹介したいと思います。
今でこそ翻訳家としても活躍している村上春樹さんですが、高校時代は壊滅的に英語の成績が悪かったようです。
これは本人がそのように言っていますから間違いないのでしょう。
当時の英語教師に翻訳の仕事もしていると言ったらきっと驚かれてしまう、というような旨の発言もしています。
高校生時代は実際に英語の授業がとても苦手だったようですが、好きな洋書を読み始めてどんどん英語力が向上したということです。
とにかくたくさんの洋書を読み漁ったようですね。
また、分からない部分があっても最後まで読む、単語はあとでもいいからとにかく辞書で調べる、ということを徹底していたそうです。
英語を身近にとらえよう
英語を読めるようになるには常に英語が身近な存在でなくてはいけない、そのような考えを村上春樹さんは持っていたようです。
そのため、出かけるときなどもいつも英文を持ち歩いてそれを読んでいたと言います。
このストイックさと行動力こそ村上春樹さんの英語力を向上させた秘密ではないでしょうか。
また、いくら英語漬けの環境に身を置くと言っても日頃の情報収集や話題はどうすればいいのか、と問われて「それが何か?」と言ったそうです。
日々必要と言われる情報が本当に必要なのか、ということらしいですが、ここまでくると常人には理解できない領域ですよね。
外国語というのは必要に迫られたらある程度話せるようになる、逆に必要に迫られなければダメだとも村上春樹さんは言っています。
これは確かに一理あるかもしれません。
プロ野球やサッカーの選手が海外に渡り、あっという間に英語ができるようになるのは絶対的に必要な状況が差し迫ったからに違いないでしょう。
日本で英語を学習している状況だとまず英語を話さなくてはいけないというような状況には遭遇しません。
だからこそ甘えがあるということなのでしょうね。
ムリヤリにでも英語が必要となる環境に身を置けば自然とある程度の英語力は身につく、と村上春樹さんは言っているのだと思います。
もともと英語が苦手で堪らなかったという村上春樹さんですが、現在では翻訳家として立派に活動されています。
その彼が言うのですからその勉強法は正しかったのかもしれません。
いろいろな発言をしていますが、もっとも重要なのは英語に対するメンタルの部分でしょう。
英語が必要となる環境に身を置くことの大切さですね。