海外に渡航して車を運転したい場合どうすればいのでしょうか。海外で車を運転するには国際免許を取得する必要があります。国際免許というとなんだか難しそうな感じがします。ですが、安心してください。現在お住まいの公安委員会で手続きをするだけです。
国際運転免許証とは
日本は1949年にジュネーブ平和条約を世界各国と締結。現在は95か国と2つの地域で国際免許で車を運転することが可能になっています。国際免許の有効期限は渡航先に上陸した日から1年間有効。また、国やアメリカの一部の州では国際免許での運転を禁止されていたり、制限をされたりします。渡航前に事前に確認するといいでしょう。また、ジュネーブ平和条約を締結していない国であっても条約や現地法律で国際免許が不要な場合があります。
取り方
国際運転免許証は以下の施設で取得の手続きをしています。
- 各都道府県の警察署・運転免許課
- 運転免許センター
- 運転免許試験場
基本的には平日しか受け付けていませんが、施設によっては土日も受付をしている場合もあります。お住まいの地域の所轄警察署や運転免許センターに問い合わせてください。
ちなみに自動車学校では国際運転免許証の取得ができないため、注意が必要です。
私はうっかり、地元の自動車学校に行ってしまいました。
近くにハンバーグの名店「さわやか」があるので、ハンバーグを食べるついでに行けばいいかと思っていたのですが、調査不足でした。
手続き
国外運転免許申請は本人が行わなくてはなりません。例外として本人が海外渡航済みでで申請できない場合のみ代理人申請できます。
必要書類
国際運転免許を申請する際に必要な書類は基本的に全国同じですが、各都道府県によっては印鑑が必須の場合もあります。例えば東京都で国際免許を申請する場合以下の書類が必要になってきます。
本人申請の場合
- 写真1枚(縦5cm×横4㎝、無帽、上三分身、正面、無背景、枠なし、申請前6か月以内に撮影したもの)
- 日本国内で現在有効な運転免許証(有効期限に注意)
- 過去に国際運転免許を取得した人はその免許証
- 海外渡航を証明するもの(飛行機の予約チケット(予約表でもOK)、旅行会社から出されている日程表、パスポート)
代理人申請の場合
代理人申請でも基本的な書類は変わりません。本人申請と同様に各都道府県によって異なる場合があります。例えば代理人が東京とで国際免許を申請する場合必要な書類は下記の通りです。
- 写真1枚(縦5cm×横4cm、無帽、正面、上三分身、無背景、枠なし、申請前6か月以内に撮影したもの)
- 本人の運転免許証
- パスポートのコピー(全ページのコピーが必要です。出国記録が押印されているパスポートのコピーも必要。自動化ゲートを利用した場合、法務省から入出国記録を取得する必要あり)
- 本人から代理人への委任状
- 代理人の身分を証明するもの(運転免許証やパスポート)